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王立宇宙軍 オネアミスの翼


本日3月14日、1987年の今日、アニメ映画オネアミスの翼”が公開された。



王立宇宙軍 オネアミスの翼


オネアミスの翼については色んな方が色んな文章を書かれているので、

僕は当時受けた印象などを書いてみようかと思う。

記憶をもとに書くので事実と違っているかもしれませんがご了承下さい。


この作品は凄い作品なんですよ。


現在も続編を制作されている人気アニメーション作品”新世紀エヴァンゲリオン”を制作していた(現在はスタジオカラーが制作)アニメーション制作会社”ガイナックス”がこの映画を制作している。

ガイナックスはこの映画を作る為に設立されたアニメーション制作会社。


つまり”オネアミスの翼”を制作しなければ”エヴァンゲリオン”は無かった。


と言っても言い過ぎではないと思う。

そもそもガイナックスの主要メンバーは大阪でインディーズの映像サークル”ダイコンフィルム”だったのですが、自主制作した映像作品やSFキャラクターグッズを販売するSF専門店”ゼネラルプロダクツ”を営業するなどアマチュアを超えた事もやっていた笑。


当時は”ヲタクの強者(つわもの)達”という印象だった。

(当時の様子は島本和彦の漫画をドラマ化した”アオイホノウ”を観るとよくわかる。)


とにかく”あのダイコンフィルムの人達がバンダイと手を組んで劇場用アニメーションを作る”というニュースにはとても興味を持った。


当時のダイコンフィルムといえばSF大会のオープニングフィルムから始まって、”快傑のーてんき”、”愛国戦隊大日本”、”帰ってきたウルトラマン”などなど、目にするものは”パロディ”ばかり。オリジナルと言えば1984年に制作された特撮映画八岐之大蛇の逆襲”くらいだったので、「オリジナルのアニメはどんなものになるんだろう。」と思った。


”凄いアマチュアがプロになる”という印象だった。


最初はアニヲタが狂喜乱舞する作品になるのかと思ってた。

しかし、知れば知る程、意外な作品に感じた。

公開日が近づく程、色んな情報が解禁されていくのだが「観に行く奴おるんか?」って印象を持った。箇条書きしますと…(あくまで僕の当時の感想です)、


①アニヲタが萌えるような萌え系女の子キャラがいない。

②かっこいいヒーロー的男のキャラがいない。

③ロボットが出てこない。

④キャッチーさが無い。

⑤何故か坂本龍一が参加している。

⑥何故かアメリカで先行公開した。


説明しますと笑、①~④はアニヲタが好きな要素が無い。⑤、⑥は実写の大作映画がやるような事をしている。


①~④は散々これまで自分達が好きでやってて、アニヲタ達も好きだった要素をバッサリカットして、アニヲタを切り捨てた感じがした。

⑤、⑥はアニヲタ以外へのアピールだと思うんだけど「こんな事しても普段アニメ作品観ない人は観に行かんよ。」と思った。おそらくアニメ作品を実写映画と同様の認知をして欲しかったのだろうが、まだまだアニメが市民権を得るには時期尚早の時代、的外れも凄いなと思った。要はアニヲタも取り込めず、一般人は観に来ないんじゃないかと思った。


YMOからファンだったので⑤の坂本龍一が参加しているのには「教授(坂本龍一の愛称)は何でこの仕事してんだ。」と疑問に思った。音楽監督なのだがご本人の曲は数曲だったので「ハッキリ言って作品に箔を付ける為の”名義貸し”で参加したんじゃないの?」と思った。1985年にYMOの細野晴臣がアニメ作品”銀河鉄道の夜”の音楽監督をしたから、ご自身もやってみたのかなとも思ったのかなと笑。…確かこの後にも教授は家庭用ゲーム機”PCエンジン”のゲーム”天外魔境 ZIRIA”でもこんな事をしている。「教授、そんなにお金に困ってたのか。」とも思った笑。


暫くすると映像も解禁、観られるようになって本当に驚いた。

TVCMか予告編だと思うが、作品のクライマックス、ロケットの打ち上げシーンの映像が凄すぎた。


絵面(えづら)はアニメなんだけど動きが実写だった。

ただただ本当に「凄いな。」と思った。


そして公開を迎えたんだけど…僕の周りでは観に行った人間はいなかった笑。

僕自身もアニメを観ていない時期だったので劇場へ足を向けなかった。


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暫くしてレンタルビデオを借りて観たんだけど、凄い作品だなと思った。

箇条書きしますと…


・とにかく”地球と違う別世界”という世界と構築する為にあらゆるものを、この世界に従来からある物を違う形でデザインし直している。

・作画のクオリティが凄い。

・(いい意味で)内容があまりない。


という感じ。

とにかくデザインを細かくやってる。お金なんかもコインじゃなく棒状のものになってたり、とにかく地球ではない”別世界”を演出する為に、細かくデザインされてて驚いた。作画の綺麗さ、動きにも驚いた。単純に「お金かかってるなぁ。」と思った。なのに内容と言えばとてもシンプルだった笑。しかしこのシンプルさがなんか刹那的で良かった。


そして今、

オネアミスの翼についてなにか言うなら、


硬派なSFをアニメでやったんだな。


と思った。

アニヲタが好む要素をバッサリカットして、普段はアニメを観ないSF好きな人の鑑賞に堪え得る映画を作ったんだな、と。


まぁ、

その硬派なSFをアニメでやったせいで、ガイナックスは借金を背負ったらしく、その返済の為に①②③④を加味した作品”トップをねらえ!”を制作、”ふしぎの海のナディア”を制作し、”新世紀エヴァンゲリオン”に繋がるんだと思うと。感慨深いです笑。


時間がある時に鑑賞をお勧めしたい作品ですね。


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  1. 2018/03/14(水) 16:14:24|
  2. アニメ
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